ジャックやSWの配線方法
オペアンプやダイオードなどの比較動画作っていて、比較専用エフェクターがあったら便利だなと思えてきたので作ることにしました。
せっかく作るなら記録しながら作って記事にしようと、今回はフォンジャックやDCジャック・フットスイッチなどの配線方法で、エフェクター製作はこれで完結です。
ちなみに前回までにケース作って、基板を作り、ポットに配線までやりましたのでそちらも参照ください。
SW用LEDの配線
エフェクターをON-OFFしたのランプです。
別になくてもエフェクターとしては機能するのですが、目に見えてON-OFFしてくれたほうがわかりやすいと思いますのであったほうがいいと思います。
LEDのリード線に線材を足して、基板なりスイッチなりに配線します。


LEDのリード線と予備はんだした線材の心線をお互いに折り曲げて、ひっかけて連結させる感じです。


あとはハンダ付けするだけですが一応動画に撮っておきましたので参照ください。
LEDの+と-の両方に線材をはんだ付けして、熱収縮チューブやテープなどで絶縁処理して完了ですが、プラスとマイナスの線材の色は変えておいたほうがわかりやすくて良いと思います。

線材にテープなどで目印を付けておけば色を変える必要もないのですが、ぱっと見でわかるほうがミスが減ると思います。

私自身は慣れないうちは線材を5色使っていて、電源線・GND・ジャックからのIN-OUT・エフェクトIN-OUT・その他と分けていました。
現在でも2~3色は使用しています。
ポットとLEDをケースに取り付け
配線したポットとLEDをケースに付けます。


この段階ではまだ基板への配線を考慮していませんので、ポットは仮止めにしておいていいと思います。(基板をどのようにケース内に入れるかでポットを90度回転させて取り付けるとかする場合もあります)
フットスイッチの配線
私は出来るだけ楽をしたい派なのでここでも「音色研究会のフットスイッチ用基板」のお世話になります。


フットスイッチに基板と配線、LED用の抵抗(私は3kΩを取り付けています)をはんだ付けします。


スイッチ端子部が茶色くなって「はんだ汚くないか?」と思った方がいるかもしれませんが、実はこれ「フラックスが残っている状態」という良い状態です。
フラックスが熱で全部飛んでしまっているとハンダにツノができたりして「はんだ不良」となります。
次にケースに付いているLEDをフットスイッチに取り付けて、フットスイッチを仮止めでケースに取り付けます。


透明なビニールテープを使用しちゃったので非常に見えにくいのですが、LEDにテープを貼って固定と絶縁をしています。
ポットと基板の配線
ポットと基板を付けてしまうと、基板側のハンダ作業はちょっとやりにくくになりますので、まずは基板の9VとGNDの配線を付けておきます。


LEDの配線のときも同様ですが、目印としてGNDを黒色で
それ以外を白色の配線にして分けています。
(本来なら9V・GND・信号線で分けた方がわかりやすいです)
ケース内に基板を当てがってみて、だいたいこのあたりかなというところに合わせてポットの配線をカットします。
配線が多少長い分には折りたためばいいだけですが、短いのはどうにもなりません。
慣れてくると配線美を気にするようになってギリギリを攻めたくなりますが、慣れないうちは多少のマージンを残してカットしたほうがいいと思います。
あとは被覆を剥いて予備ハンダして基板にハンダ付けです。


今回のエフェクターはオペアンプとクリッピングダイオード比較検証用として作っていますので、そのあたりが容易にできるように基板への配線はわざと長くしていますが、通常作るなら半分くらいの長さでも十分です。
ジャックの配線
ここからの配線が自作エフェクターを難しくさせているところになるのかなと思われます。
音色研究会の配線図の切り抜きです。

今回はフットスイッチ用基板を使用しているのでちょっと変わります。

この配線図どおりに線をつなげばいいだけではあるのですが、初心者が混乱するのはジャック周辺なのかなと思います。
まずは「いまはこんな状態のはずです」という図を作りました。

スイッチ基板にLEDを取り付けてP1・P2・P5・P7・P8・9Vに配線してあって、
基板にはポットが3つ付いていて、9VとGNDに配線してある状態なはずです。
(配線の長さはさておきです)
この状態から少しずつ配線を進めていきます。
まずはP1を基板のINに、P7を基板のOUTに配線します。
配線はいままでどおりに被覆を剝いて予備ハンダしてからのはんだ付けです。

ここからいよいよ混乱してくるあたりになるのかなと思いますが、実物の写真を交えつつ、ひとつずついきます。
まずはDCジャックの9V配線からいきます。

スイッチ基板の9V配線とエフェクター基板の9V配線を束ねて拠って、予備ハンダしてジャックにハンダ付けです。
次がGND配線その1です。

INPUTのステレオジャックのS端子とOUTPUTのモノラルジャックのS端子に線材をハンダ付けし、その2つを束ねて拠って、DCジャックにハンダ付けします。
私がよく使用しているマル無線のジャックの実物写真で図解するとこんな感じです。



ここまでで、最初の配線図でいうと下図のところまで進みました。

続きましてGND配線その2です。
スイッチ基板のP5とエフェクター基板のGNDを束ねて拠って、INPUTジャックのR端子とハンダ付けします。

ここまで配線すると、下図の配線図になります。

最初の配線図まであと一歩です。
最後の配線はスイッチ基板P2をINPUTジャックのS端子に、スイッチ基板のP7をOUTPUTジャックのS端子につないで完了です。



あとはオペアンプを取り付けてほぼ完成なのですが、蓋をする前に音出し確認をしておいた方が良いと思います。
音出し確認に問題がなければ、基板の間にスポンジを入れたり、基板とケースや蓋の間に絶縁テープやクリアファイルを切ったものを挟むなどして絶縁処理して、蓋をして、つまみを付ければ完成です。


とても長い記事でしたが、これでひとまず完結になります。
エフェクターの自作やMod(カスタマイズ)の参考になれば幸いです。





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